オリーブオイルはオリーブの果実をそのまま絞ることで製造され、最も香り高く品質の良い一番搾りの物がエキストラバージンオリーブオイルと呼ばれます。
エキストラバージンオリーブオイルはまさにオリーブのジュースであると言えます。
オリーブオイルには一価不飽和脂肪酸であるオレイン酸が約70%も含まれている他、ビタミンEなどのトコフェロール類、ワインに含まれる事で有名なポリフェノール類、その他にもビタミンD、ビタミンK、スクアレン、βシトステロール、βカロテンなど、体に有用な様々な成分が含まれており、定期的に摂取し続けることでアンチエイジング効果が期待できるオイルでもあります。
国際オリーブ協議会(IOC)の厳しい基準をクリアしたエキストラバージンオリーブオイルをペースト状に凝固し、味や香りはそのままにしたスプレッドです。
スプレッド化したことにより、マーガリンやバターの代替品として使用する事ができる他、トランス脂肪酸やコレステロールを含まない為、様々なお料理やお菓子作りの安全な原料として使用できます。
オリーブオイルをスプレッド化するメリット
オリーブオイルはトコフェロール類等の抗酸化物質を含む為、もともと酸化しづらいオイルではありますが紫外線に弱く、また空気に触れるとどうしても触れた部分は酸化してしまいます。
水分と空気を含まないようにスプレッド化することにより、液状のオリーブオイルよりもさらに長期間新鮮さを保つことができます。
通常、マーガリンの製造など油脂の凝固には水素添加や飽和脂肪酸が使用されトランス脂肪酸が生成されてしまいますが、このオリーブオイルスプレッドは水素添加や加熱処理をしない特別な製法で製造されているため、トランス脂肪酸を一切含みません。
また、コレステロール値も0%の為、毎日の食卓に安心してご使用いただけます。
オリーブオイルは常温で液状ですが、そのままだと生地への練り込みに使用する場合少々使い勝手が悪いという場合があります。
本製品はスプレッド状の為、練り込みや薄く塗りつけるといったことが簡単に行えます。
スプレッド化したことによる香りや味の変質や低下はございませんので、オリーブ感を付与したい製品の原料として最適です。
オリーブオイルスプレッドの使用方法
スプレッド化してある為、バターやマーガリンと同じ感覚で同じ場面で使用できます。
トランス脂肪酸やコレステロールを一切含みませんのでバターやマーガリンをあまり使用したくないという健康志向・自然食志向の方におすすめです。
直接パンに塗る、トーストにする
クッキーやケーキなどのお菓子の原料として
サラダ、肉料理、魚料理などに
離乳食に混ぜ込んで
マーガリンやショートニングは常温で液状の油に水素添加を施して製造されます。その過程で油の分子構造が変わってしまい、自然界には存在しない「トランス脂肪酸」というものが生成されてしまいます。
このトランス脂肪酸はヒトの体内では処理する事が出来ない為、心筋梗塞等のリスクを高めたり免疫機能を低下させる事で知られています。
各国のトランス脂肪酸に対する規制
ドイツ | 水素添加マーガリンの発売時期と地域のクローン病患者の出現時期が一致したことにより、現在は製造規制されている。 | |
フィンランド | トランス脂肪酸に対する一般市民の認知度が高く、トランス脂肪酸ゼロのマーガリンが売上トップを独走している。 | |
デンマーク | トランス脂肪酸の含有率が2%を超える加工食品の販売を禁止。 |
日本では厚生労働省がトランス脂肪酸による警告文を出していますが、マーガリンやショートニングはお菓子やファーストフードなど、様々な場面で使用されています。
※WHO(世界保健機関)では、トランス脂肪酸の摂取量を摂取エネルギーの1%以内(2g程度)に抑えるべきとしている。
弊社ではオリーブオイルスプレッドの他、通常のオリーブオイルも多数取り揃えております。
エキストラバージンオリーブオイルだけでも様々な産地のもの、HALAL認証を取得しているもの、フィルターを通していない為オリーブの味や香りが強く残っているノンフィルターオリーブオイルなど、お客様がイメージされているパフォーマンスや用途をお伝えいただければ、それらに適した物をご提案させて頂きます。
またピュアオリーブオイル等エキストラバージン以外のオリーブオイルのご相談も可能ですので、お気軽にお問合せ下さい。